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摩擦杭ってなに?新たに旭化成建材のデータ偽装が埼玉県で発覚!今までとの違いを解説! [事件]

旭化成建材によるくい打ち不正データ偽装問題で

新たに摩擦杭(まさつくい)でも

データの偽装が行われていたことがわかりました。

とは言われても摩擦杭とは何なのでしょうか?

摩擦杭の不正によってどのような問題が発生するのでしょうか?

詳しく調べてみましたのでご覧ください。


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摩擦杭とは?

まず問題になっている旭化成建材の

くいは既に工場で作られたくいを

地中の固い地盤に埋め込み

建物を支えています。

しかし、摩擦杭の場合は

地中に穴を掘り、そこにセメントを流し込み

銅管を差し込みます。

なぜそうするかというと

地中の固い地盤(支持層)までかなり深い場合、

既製品のくいでは届かないため、

複数の摩擦杭を打ち込むことによる

杭の側面と地盤の摩擦によって

建物を支えようということですね。

どこでも固い地盤がすぐ下にあるわけでは

ありませんから、やわらかい地盤の地域は

摩擦杭を使って施工されているわけです。


どんな問題が発生するの?

摩擦杭が正常通り機能していない場合

横浜市のマンションのように

建物が傾くというような事例が発生します。

どこを不正したのか?

摩擦杭の不正として考えられるのは2つです。

まず1つ目は数が足りない。

数が足りなければもちろん地上の建物を

支えられなくなりますよね。

本来は地盤の強度によって

本数を決めないといけないのですが

旭化成建材は強度を量る「電流計」のデータを

他の場所のデータで流用していたそうです。


2つ目はセメント量が足りないということです。

十分なセメントを地中に埋め込まなければ

十分な強度が得られません。

この利用量を量る「流量計」においても

データの流用があったと発表しています。


それでは今のところ不正が発覚している

施設・建物を見てみましょう。


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今のところ埼玉県の2件

現在のところ不正が発覚しいているのは

埼玉県さいたま市にある

緑消防署美園出張所動物愛護ふれあいセンターの2件です。

緑消防署美園出張所のくいは

45本中10本でデータの流用、

動物愛護ふれあいセンターは

38本中2本の摩擦杭でデータの流用があったとのことです。

いずれも建物の安全性に問題は

ないと旭化成建材は発表しています。


旭化成建材は摩擦杭による工事を

約6千件行っていると発表していますから

今後これらを調査するのはとても時間がかかると思います。

しかし建物を利用する人にとっては

数が多いからと言われても

そんなこと関係ないよといった感じですよね。

一刻も早く実態を調査し

問題解決していただきたいです。


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