太平物産とは？肥料に虚偽記載でJA全農が1万トン回収！製造と出荷を停止！

秋田県に本社を置く有機質肥料販売会社

『太平物産』が製造している肥料に

虚偽の記載がありました。

環境に優しい有機質肥料を販売しているのに

有機原料を少なくしていたそうです。

問題の太平物産と有機質肥料について

調べてみましたのでご覧ください。


スポンサードリンク





◇今回の事件の概要

太平物産はJA全農（全国農業協同組合連合会）を通して

生産者に商品（肥料）を供給しています。

しかし、チラシや包装の記載を偽った肥料が

678銘柄（全783銘柄）ありました。

青森・千葉など11県177の農協に

供給したものから確認されました。


太平物産は青森・秋田・茨城・群馬にある

全ての工場で、工場長の指示のもと

有機原料を少なくしていたようです。


これを受けJA全農は

太平物産の全製品の製造と出荷を停止させ

出荷済み肥料1万トンを回収すると発表しました。


ひどい話ですね。

有機原料を使った肥料が好評だから

太平物産から購入したという

生産者はたくさんいるはずですからね。

コストの面などで問題があったのでしょうか？


次に太平物産とはどんな会社なのか見てみようと思います。


スポンサードリンク





◇太平物産の詳細

創立：1948年4月

代表取締役社長：佐々木勝美

本社：秋田県秋田市

東京本社：東京都江東区

営業所：青森・秋田・福島・茨城

工場：青森・秋田・茨城・群馬


主に東北・関東を中心に有機質肥料を

販売していた模様です。

戦後まもなく創業し、今日に至るまで

東日本の農業を支えていたと

言ってもいいのに残念です。


◇有機質肥料とは？

鶏や馬のふんや魚、油かす、

たい肥（落ち葉やわらなどを腐らせて作った肥料）など

動物や植物を原料とした肥料のことを言います。


◇メリットは環境に優しい

土壌を綺麗にし、人体や環境に

悪い影響を与えません。


スーパーに行くと「有機野菜」って

書いてあったりしますよね！

できれば無農薬の野菜が食べたい

って思う主婦の方は多いはず！


◇デメリットはコストが高い

化学肥料と比べるとかなりコストが高いようです。


原料が高くなれば肥料も高くなりますから

「有機原料を減らせ！」

という指示が上からあったのでしょう。

工場長も反対することは

できなかったのですかね？


◇まとめ

今回の事件の影響で

太平物産の評判はがた落ちでしょうね。

1つ問題があると他にも

ボロが出て来ることは多いですから。

1度、全てのウミを出して

改めて安心安全の肥料を提供していただきたいです。

---

スポンサードリンク